マルマのお話
2016.3.16
2月、東京でインド人のドクターからマルマの基礎理論を
インドでマルマ・マッサージの実技を勉強してきました。
実は既に帰国後のアビャンガはこのマルマ・マッサージにリニューアルしています。
でもマルマって聞いてもピンと来ないと思うのでここで少しお話したいと思いますね!
MARMA(マルマ)っていうのはインドの昔の言葉、サンスクリット語で
MA(プラーナ、生命)とMA(存在している場所、住居)
という2つの言葉がくっついたもの。
「生命の家」と言われています
いきなり話が逸れるけど・・・
この事をHome of Prana=Motherと言って
世界中でお母さんの事を「マ」とか「ママ」と呼ぶのはこの言葉が語源なんだそうですよ!
で、話を戻しますが・・・
マルマというのは「生命の家」、生命エネルギーであるプラーナが存在している場所という事になります
そもそもプラーナが何だ?って話ですよね
PRANAっていうのは
☆エネルギー
☆生命
☆意識
☆宇宙をコントロールしているもの
☆代謝を司るもの
などと言われています。
例えば食べ物が消化されて細胞に入って行くのも
手や、口や、心臓や、私たちの全ての動きをコントロールしているのがプラーナ
生きているもの、生命のあるもの全てにプラーナが存在していると言われています。
私たちヒトには72,000本のナディがあって、このナディを通して全身にプラーナが送られています。
そしてこの流れをコントロールしているのがマルマなんです。
あ〜難しい・・・(笑)
この記事書きながら肩が凝りそうですよ
なのでもう少し違う例えで
ドクターがこの話をしてくれた時、大きな畑のスプリンクラーに例えてくれました。
こんなやつです
このホースの部分がナディ(ヒトの体にこのホースが72,000本あるってこと
)
水がプラーナ、吹き出し口がマルマです。
元々の供給元は他にあるんだけど、その話をしたら混乱するのでこの3つだけ
この畑の野菜達の栄養である水はホースを通って穴から吹き出してくるんだけど、もしこの穴が詰まってしまって水が出てこなかったらどうなるでしょう?
近くの野菜は枯れてしまいますよね?
反対に穴が緩んでいて水が出過ぎたら周りの土はグチュグチュして根っこが腐ってしまいますよね?
私たちヒトもこれと同じです。
マルマから正しい量のプラーナが出てこないと、その部位の細胞が栄養不足になって不調を起こしてしまうんです。
栄養過多ももちろん同じです
またマルマはそこを傷つけたら死に至るポイントでもあります。
北斗の拳って知ってますか?あれで出てくる秘孔みたいなものですかね
マルマは全身に107つ存在していて
筋肉と関係するマルマが11カ所
血管(動脈・静脈)41カ所
腱・靭帯27カ所
骨8カ所
関節20カ所
と言われています。
シャンティで行なうマルマ・マッサージは
このマルマとナディを適度な圧で通ることでマルマの滞りを取り除いていくトリートメントです。
またその際に使用するオイルはアーユルヴェーダの伝統的なレシピに従って
2日間かけてじっくりと作ったオイルです。
このオイルは妊娠中のセルフマッサージにも使用可能なオイルです。
ただ闇雲に流していくマッサージとは違って、一度体感すると病みつきになってしまう手技ですよ!
4月からはメニューも変更となります。
今まで以上に皆さまにご満足いただける内容になりますのでぜひお待ちしています